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健康

父の死から学んだこと~8年前に肺がんで他界した父

こんにちは、エイコです。

いつも介護やインテリア関係の内容をお伝えしています。

私の母(実母)が他界して3ケ月以上経ち、両親が他界したことで色々と考えさせられることが出てきました。特に健康についてですね。

今回は、8年前に肺がんで他界した父のことです。肺がんで亡くなるということはそれなりに原因があったわけなのですが、それをやっと最近、自分の健康に対して参考になることが多く、学びも多くあることに気づきました。

最近、なぜか癌になる人が増加していますね。そもそも日本人は、2人に1人は癌になり、3人に1人は癌で亡くなると言われ続けています。癌になる原因は、

  • お酒
  • たばこ
  • 親からの遺伝

と昔から言われていますが、果たしてそれだけでしょうか?

父の場合は、食生活にも問題があったようです。

 

父の子供時代は食料不足で大変な時期だった


父は、昭和9年生まれの戦中生まれ。終戦の時は、11歳。食べ盛りな小学生の時期なのにお腹いっぱいに食べることができませんでした。

お米が不足しているので、さつまいもとさつまいもの茎が主食となり、美味しくもない脱脂粉乳を飲んだり、時にはアメリカ兵からチョコレートをもらいながら栄養を取る、そんな時代だったそうです。

父の写真は沢山あるのですが、子供の頃や大学生の頃までの写真を見ると、ガリガリに痩せている写真ばかりです。

 

お腹いっぱいに食べることが幸せだった

 

そんな父が口癖のように言っていた言葉があります。

「お腹いっぱいに食べることって本当に幸せだなあ~」

私がまだ小さい頃、この発言に対して理解できませんでしたが、自分が歴史を勉強し始めた年頃には、もちろん納得がいく言葉でした。

なので私の知る父は、いつもお腹がぽっこり出た、太った父の姿でした。

父の仕事は、教科書の編集ということもあってデスクワーク中心の仕事。健康のために運動を自らすることもありませんでした。

そのわりには、食事の量はかなりのもの。

そしてお腹いっぱい食べた後は、必ず大好きな甘いものを食べていました。

 

父の好きな食べ物は、癌につながるものが多かった


父は、好きなものを好きなだけ食べていました。母はとても優しい人だったので、父が好きなものを好きなだけ料理してあげたのではないかと思います。

父の好きなものといえば、

●アジフライや唐揚げなどの「揚げ物」
●ソーセージやベーコンなので「加工肉」
●ラーメンやうどんなどの「麺類」
●ケーキやまんじゅう、パンなどの「甘いお菓子」

ではなぜこの4つが、癌につながってしまうのか?

次にお伝えするのは、私の過去3年程度で調べたり情報を得たりした内容なので、これが必ず正解とは言えません。しかし、独立された医師の方々の情報や本で知り得た内容なので、何かしら参考になるかと思います。

 

癌につながる「揚げ物」「加工肉」「麺類」「甘いお菓子」


私が様々な情報や本を読んでいる中で、特に信頼を得ている医師が以下の方々になります。その医師の方々から得た内容を簡潔にお伝えします。

信頼している医師とは、

●吉野敏明 医師
●石黒成治 医師

本もありますし、You Tubeにも無料で沢山動画を出されています。

なぜ、以下の食べ物は癌につながりやすいのか?

■「揚げ物」
血液の中に「終化糖化産物」(AGE)という成分が増えてしまう。この成分は、糖とタンパク質が結合することで、タンパク質が劣化し、ベタベタする性質があることから血栓がおきたり、がんのリスクが上がってしまう。

■「加工肉」
加工する際に使用される、「亜硝酸ナトリウム」「硝酸カリウム」「硝酸ナトリウム」などの添加物に、発がん性物質が検出されている。

■「麺類」
麺類というのは、ほとんど小麦粉でつくられていますが、この小麦粉の中でも輸入小麦が問題視されています。輸入する際に「グリホサート」という収穫前に撒く除草剤があるのですが、この除草剤が人に対して発がん性の物質があると国際がん研究機関(IARC)で発表されています。

■「甘いお菓子」
甘いお菓子だけではなく、糖類全般に関係することです。実はがん細胞というのは、糖質からエネルギーをとりながら成長していくという特徴があります。特に急な血糖の上昇は、がんの増殖をうながすので、常に甘いものを食べすぎることは注意が必要です。

 

私の食生活に生かされていること


上記の内容は、調べた中でのほんの一部とはなりますが、父のがんがきっかけで、父の食生活を思い出し、このような事を調べるようになりました。そして自分自身の健康のためにも食生活の見直しをして実践をしています。

●ごはん中心の食生活
●加工品をなるべく避け、原材料がわかる材料で料理をする
●蒸したり、炒めたりする調理方法にし、揚げ物をなるべく避ける
●甘いものは、本当に疲れた時に食べる程度にする

このような事をいつも念頭に置きながら過ごしています。

 

まとめ


今回は、父の死から学んだことについてお伝えしました。

私にとって、父ががんでなくなったことは、未だに悲しくもありますが、同時に自分自身の食生活を見直すきっかけをくれたと思っています。

父の立場から考えると、どうでしょうか?

満足に食べられなかった時代を過ごしてきた父にとっては、たとえがんのリスクがあったとしても、美味しいものを満足いくまでに食べれることが幸せに思うのなら、それも人生の幸せの一つとして有りなのかもしれません。

皆さんは、どのように感じますか?