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在宅介護

室内の潜んだ危険とは〜ドアの事故

こんにちは、エイコです。
意外と知られていませんが、室内では色々な危険が潜んでいるのをご存知でしょうか。

最近は地球温暖化で気候変動が激しく、暴雨や台風が多くなりましたね。その時に室内で特に気をつけてほしいのが突風」です。

突風は、家や施設を破損したりしますが、もっと怖いのが、人への危害なんです。

そこで今回は、室内で「突風」が入ってきた時、どのような危険があるのか、またそれを防ぐ方法をお話ししたいと思います。

ドア指挟み事故〜マンション例

横浜のある大規模マンションの一室でその事故は起こりました。

このマンションの室内は、玄関ドア→リビングドア→リビングの窓が一直線に位置する風通しの良い申し分のない間取りです。
*このような間取りです

ある日、ホームパーティーをしようと友人何人かを家に呼んで集まる時でした。

リビングの窓とリビングのドアは開けたまま、1人友人が先にリビング入っていきます。

そして2人目が玄関ドアを開けた瞬間、突風が入ってきたのです。

その時、先に入った友人がリビングドアの枠に手をかけていたのですが、そこへ突然ドアがバタンを閉まり、指を挟んでしまったのです。

すると、指先を切断してしまいました。

すぐに救急車を呼び、治療を施したおかげで、幸いにして治りましたが、運が良かったとしか言いようがありません。

ドア指挟み事故〜東京都の場合


先ほどの事例は、ほんの一例に過ぎません。東京都では実際の事故事例を調べた資料がありますのでご紹介します。

以下は、ドアの指挟み事故で一番多く見られるケースとなります。

  • ドアの形状は、玄関も室内も開き戸
  • 閉まる速度を調整できるドアクローザーがついていない
  • 指挟み防止のグッズ等を設置していない
  • 自宅の室内ドアが圧倒的に多い
  • ドアで手が挟まれた場所は、1番は吊元側、2番は戸先(ドアノブ側)

室内のドアは、普段あまり気にかけることないかと思いますが、かなり指挟みの事故が多いことに気づかされます。

詳細は、下記のページをご覧ください。

*東京都生活文化局消費生活部より
「ドアの安全性に関する調査報告書」

https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/anzen/test/documents/door_houkokusho.pdf

ドア指挟み防止対策とは

では、このような事故を防ぐには、どのようにしたら良いのでしょうか。

対策は次の3つです。

ドアを中途半端に開けたままにしない。
開けたままにする場合は、床に設置している金物のフック(戸当)にかけて固定する。床にフックがない場合は、ドアストッパーを利用する。*商品の例は以下の写真となります。詳細は、クリックして頂くとご覧頂けます。

指挟み防止グッズを設置する。
*商品の例は以下の写真となります。詳細は、クリックして頂くとご覧頂けます。

クローザーを設置する。開けてもドアが自然にゆっくりと閉まるようにする。(中途半端にドアが開いた状態にならない)
*商品の例は以下の写真となります。詳細は、クリックして頂くとご覧頂けます。

普段の行動で、身近に起こり得る事故なので皆さん、気をつけてくださいね。