KAIGO BLOG
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介護施設

介護に適した空間寸法

こんにちは、エイコです。

今回は、施設や在宅で介護生活をする上で、安全・安心で快適に過ごせるような空間の寸法についてお伝えします。

私はインテリアコーディネーターで、業務では、適性な寸法を確認しながら生活空間を提案しております。

現在、介護しながら少し勝手悪さを感じたり、不便さを感じるようであれば、確認や見直しをしてはいかがでしょうか。

使い方には個人差がありますので利用される方と確認の上、寸法を決めましょう。

手摺に関する寸法

一番の必要アイテムとしては、手摺ですね。いざ取付ようとすると、どの位置に設置すればいいか悩むかと思います。

そこで一般的に考えられている適切な位置がありますので、ご参考いただければと思います。

手摺の種類は、機能として2つに分かれています。

  • 階段や廊下など、体の位置を移動させる時に使う手摺
  • 立ち座り動作や乗り移り動作で、しっかりつかまって使用する手摺

車椅子の移動に関する寸法

介護で車椅子を使用されている方が多くいらっしゃるかと思います。

狭い廊下を車椅子で移動していると、気をつけても壁によくぶつけてしまうことがありますね。

またトイレなどの限られた空間で車椅子を入れながらの介助は、いつも狭いなと感じていることでしょう。

以下の図は、車椅子移動に適した寸法となります。

今はこのような空間を確保するのが、難しい方もいらっしゃるかと思いますが、今後のリフォームや改築される時の参考になるかと思います。

 

 

 

 

車椅子での動作に関する寸法

もう一つ忘れてはいけないのが、生活空間にはモノがあふれているということを考えなければなりません。

モノが多すぎる空間では、安全面や衛生面において問題が多く発生します。

ここでは、車椅子生活での手の届く範囲をあらかじめ数値で知ることにより、モノの適切な収納位置を定めることができます。

モノをいかに使いやすく、取り出しやすい位置に置くことができれば、より快適で安全な介護生活を送れることでしょう。

寸法を測るための道具とは

それでは、さっそく寸法を測るためのアイテムを2点をご紹介しましょう。

・メジャー

 色々な種類がありますが、ここでは室内空間を測りやすい、建築用のメジャーをご紹介します↓(メジャーをクリックしてください)

・メジャーのアプリ(iPhone用)

  メリットは、長さを表示したまま写真を保存可能なので、メモに書き留めなくても良い点です。

以下のサイトからアプリをダウンロードしてください↓

https://app-liv.jp/1280423470/