KAIGO BLOG
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在宅介護

親の介護は、いつから? それは気づき方次第です

はじめに

こんにちは、エイコです。

今日から親の介護についてのブログを始めます。

「超高齢社会」という言葉が、毎日のように話題になる社会になりました。

65歳以上人口は、3,558万人。総人口に占める65歳以上人口の割合(高齢化率)は28.1%

内閣府HP 2019

みなさんは、自分の親の介護について考えたことはありますか? 

“いつまでも元気でいてほしい” 誰もがそう思うはず。けれど、いずれ親は70代から80代となり、介護が始まることでしょう。

まずは確認しましょう

介護ついて何となく不安を感じているのであれば、一度、自分の親を客観的に見てみることです。

人は老いると、徐々に行動から変化が起こります。

例えば以下のような内容です。

転ぶ つま先が上がらない歩き方
料理が面倒 段階的な考え方が難しい
部屋が汚い 何もかもが面倒
物書きをしない 指先が上手く使えない
昼夜逆転 生活リズムが狂う
機嫌が悪い 耳が聞こえにくい
眠りが浅い 頻尿で夜中何度も起きる

ちなみにこれは、私の母の行動の変化でした。

また参考になるサイトがありましたので、以下にご紹介いたします。

健康長寿ネットより 高齢者の身体的特徴

親の介護は、このような変化を見逃さないことから始まります。

さっそくフォローしましょう!

親の気持ちとは

前の項目で、思い当たることがありましたか?

さっそく行動に移していきたいところですが、その前に一番大事がことがあります。

それは、親とのコミュニケーションです。「介護について普段からよく話し合いをしておきましょう」というアドバイスが多くあります。

しかし、実際に介護についてよく話し合いをしている親子は少ないと思います。

なぜなら親というプライドがあったり、まだ体力には自信があるというマインドがあるからです。

  • 子供には頼りたくない
  • 老いを認めたくない

少しづつ体の変化は感じてはいても、このように考える方は、少なからずもいらっしゃることでしょう。

さて、それではどのように進めて行けばいいのでしょうか?

できることから始めましょう

介護を始めるということは、どういうことでしょうか。

それは大掛かりなことではなく、親の気持ちに寄り添って、生活が楽になるようにちょっとした工夫をしていくことから始めてみましょう。

例えば以下の親の行動の場合、

つまづきが多くなった→ つま先が少し上向きになっている形状の靴に変えてみたり、部屋の段差を解消する部材を設置してみる

料理が面倒になってきた→ 週に何日かは、宅配の弁当を頼んでみる(ワタミなど←私の母の場合でした)

部屋の整理が苦手になってきた→ 少しづつ物を減らす(断捨離)するように進めたり、一緒に整理する

生活のリズムが崩れてきた→ 習い事や、没頭できる好きなことを見つけ、習慣化することを勧めてみる(特に一人暮らしの場合には1日の生活リズムが狂いがちです)

耳が聞こえにくい→ 少し大きな声で話しかけたり、近づいてあげたりと、さりげない行動で対応する

眠りが浅くなった→ 様々な原因あり 頻尿の場合で病院へ行くことも重要ですが、基本的な生活習慣を整えることも重要です(朝の日差しを浴びて起きる、夜遅くにコーヒーなどのカフェイン飲料は飲まない、など)

いかがでしたでしょうか。

このように、介護は、介護という大げさなことをいきなり始めるのではなく、親の体の変化に合わせて、少しづつ対応して見守ることが、いちばん重要です。

今までは、親は子と心配するという立場でしたが、これからは子が親を心配するという立場になります。

その時々で親も子も無理ぜずに対応して行動していくことができれば、これからの関係性も維持できることでしょう。

次回は、今まで過去の私の母の介護についての失敗した経験談をお伝えします。