こんにちは、エイコです。
今回は、前の記事でお伝えしました義母の目の病気で病院へ付き添いをした時の内容をお話したいと思います。
現在、義母の病院の付き添いは家族ぐるみで交代で行っています。
その中でどうやって家族内で義母の病状を共有しながら、治療をうまく進めていくかをずっと考えていました。
その中で実際使ってみて良かったのは、
「スマートフォン録音機能」
でした。
親の病院の付き添いの始まり
親の病院の付き添いは、早かれ遅かれいづれ始まるのですが、皆さんの場合はどのように始まりましたでしょうか。
私の母の場合は、
- 診断内容をきちんと覚えていない
- 診断の内容に対して正しい判断がしづらい
- 脚が弱ってしまった
など
色々他にもありますが、現在の母は特養にいるので、付き添いは減ってきています。
そして今回は義母の話です。
義母の場合は、上記のような状況までではないのですが、病状がわかりづらく心配ということで最近、病院の付き添いが始まりました。
義母の目の病気について
現在の義母の病気ですが、「黄斑前膜」という病気です。
網膜の中心の黄斑という部分にセロハンのような膜が出来てしまい、視界の中心が見えづらいという症状となります。
この病名を理解するのにも大変で最初は一からインターネットで調べ続けていました。
目の病気というのは、一般的に命と関係なく、他の病気と比べて軽く思われがちですが、実は生活する上で一番大切なんだということが義母を見ていて実感しています。
通常、人間は8割を目からの情報を得て生活しているといわれているので、目が少しでも不自由になるとやはり生活に支障が出てきます。
- ちょっとした文字や字の違いがわかりづらい
(特に義母の場合は、8とか9の数字の区別がつきにくい)
- 買い物の時、値段が見えづらい
- メールの打ち間違えが多い
- 細かい書類の文字が見えづらい
その他色々あるかと思います。
高齢者だけではなく若者も目の病気になる方も多いというので大事にしていきたいところですね。
病院の付き添いをして困ったこと
義母には私の主人を含めて息子3人いるので、誰かが何かと手伝ったり病院へいくことが出来ます。
そして病院の付き添いの場合、誰かが忙しければ他の誰かが代わりに行くことが出来てそれはそれでいい事なのですが、逆に困ったことが出てきました。
それは、
「病状や診断内容を正確に把握して人に伝える」ということがとても難しいということです。
最初の診察は、私の主人が病院へ付き添ったのですが、話の内容を聞いていると義母の内容と主人の内容が少し異なるということがありました。
結局どちらか本当なのかわからないので、聞いているこちらも困ってしまいます。
人の記憶というものはかなり曖昧なんだなと感じてしまいました。
スマートフォンの録音機能が大活躍
この悩みを解消しようと色々考えたところ、診察の時にスマートフォンの録音機能で録音すれば、全て解決できることに気づきました。
診察時は、どうしても医者から予測もしなかった病状や今後の回復状況などを急に言われると、動揺してしまい、冷静に聞くとこが難しくなってしまうこともあることでしょう。
そこで録音しておくことで、家に帰ってもう一度聞いてみると、医者から言われた事をいくつか聞き漏らしていることがわかります。
そして録音方法のコツですが・・・
露骨に録音するのではなく、何か小さいメモ帳と一緒にスマホを持って録音をしてみましょう。
私は自分のiphoneでこのスタイルで行いました。
家族内で共有するには、文章が一番
録音を聴きながら診察内容を確認した後、他の家族にも内容を共有するにはどうしたらいいのでしょうか?
録音をダラダラを聞いても、内容が前後したり、途中で違った内容に切り替わったりとしているので、その場にいなかった人にとっては聞いてもよく理解できません。
一番良い方法は、レポートのように文章でまとめてみることです。
録音を聴きながら、まずは箇条書きに内容をどんどん書いていきます。
そして同じ内容がかぶっていたら1つにまとめたり、内容が伝わりやすいように順番を変えてみるとレポートとしてまとまります。
例えば、
- 現在の病状
- 治療方法→治療のメリット&デメリット(リスク)
- 治療した後の状況(回復状況)
- 治療しなかった場合のその後の状況
- 処方箋について
このような項目に分けて内容をまとめるといいかと思います。
私の義母の場合は、目の病気で手術するかどうかという難しい選択がありましたので、詳細内容をwordでA4 2枚程度にまとめました。
そしてpdfに変換してLINEで他の家族へ送りました。その他メールアドレスなど、送る方法は何でもいいかと思います。
皆さんも一度試してみてはいかがでしょうか。