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インテリア

お手入れ簡単な室内とは〜床材

こんにちは、インテリアコーディネーターのエイコです。

最近は、新型コロナウイルス感染予防のために家で過ごす時間が多くなりました。

家で長い時間を過ごしていると、どうしても色々なところが汚れてきてしまいます。

そして掃除の回数も増えてくると、もっと簡単に手入れができればいいのにと考えてしまうことありませんか?

そこで今回は、自宅や介護施設に適したお手入れ簡単な床材をご紹介いたします。

20年以上、マンションのインテリアの提案してきた経験をもとにした内容を皆さんへお伝えできればと思います。

オススメ床材① シートフローリング

適するお部屋:リビングダイニング 個室 廊下

フローリングには、実は様々な種類があります。大きく分けて2つあリまして、

● 無垢(単層)フローリング


天然の原木をそのまま切り出した板材

 

●複合(複層/合板)フローリング


合板または木材繊維を固めてつくった基材と薄い表面材を合わせた板材

複合(複層/合板)フローリングの中で、表面材が木目柄に印刷された化粧シート材ものがあります。

それが、「シートフローリング」というのですが、これをオススメします。

オススメする理由ですが、

  • 汚れが落ちやすい
  • すり傷に強い
  • ワックスフリー
  • 木目柄が豊富
  • 凹みに強くキャスターや車イスの使用も可能

簡単に言ってしまうと、フローリングの表面が本物の木ではないので、サッと雑巾などで水拭きをすれば、簡単に綺麗になるのです。

シートフローリングを張る際は、専門の工事業者でお願いすることをオススメいたします。

張り替えの場合のオススメのシートフローリング↓

オススメ床材②クッションフロア

適するお部屋:洗面室 トイレ 

クッションフロアは、ビニール系シートの一つです。

シートの中間層に発泡塩化ビニールが入っているので、他の床材よりもクッション性が高いことが特徴です。

オススメする理由ですが、

  • 水濡れに強い
  • 汚れが落ちやすい
  • クッション性があるので、転倒した時に怪我しにくい
  • 柄デザインが豊富

 

ビニール製の弾力性のあるシート状の床材なので、洗面所やトイレなどの水回りの便利な床材としてよく利用されています。

しかし最近では、木目柄や石目柄などのデザインが豊富にラインナップされているので、リビングやダイニングなどの生活空間にも取り入れる住まいも増えてきました。

そしてクッションフロアの最大のメリットは、コストの安さです。

フローリングよりも材料費が安く、また施工がとても簡単でDIY感覚で施工ができるので施工費用も抑えることができます。

クッションフロアの例はこちらとなります↓

オススメ床材③タイルカーペット

適するお部屋:リビングダイニング 個室

タイルカーペットは、40㎝または50㎝角の正方形のカーペットで、同じ色で敷いたり、または違う色を組み合わせてコーディネートして床に敷いて使う床材です。

オススメする理由ですが、

  • 自宅で汚れた部分だけを洗うことができる
  • 汚れが取れない場合は、その範囲だけを交換できる
  • 施工が簡単
  • 柄デザインが豊富
  • 使わないときは重ねてコンパクトに収納できる

 

こちらもDIY感覚で自ら施工することが可能です。

転倒しやすい高齢者やお子さんのお部屋がフローリングになっている場合、上に重ねて張れるので衝撃を緩和することができます。

タイルカーペットの例はこちらとなります↓

まとめ

今回は、お手入れ簡単な床材についてお伝えしました。

●シートフローリング

●クッションフロア

●タイルカーペット

最近は、各床材メーカーが、ネット上でカタログを公開していますが、実際の色と異なったり質感がわからなかったりしますので、ショールームへ行ったり、カットサンプルを依頼することをオススメいたします。

代表的な床材メーカー

サンゲツ
https://www.sangetsu.co.jp/digital_book/carpet.html

東リ
https://www.toli.co.jp/product/search/floor_result

リリカラ
https://www.lilycolor.co.jp/interior/catalog/floor.html