こんにちは、インテリアコーディネーターのエイコです。
今回は、前回に引き続きの内容となります。
インフレに強いインテリアテクニックです。
リフォームやリノベーションの予定がある方に役立つ情報がありますので是非ご覧ください。
高額な材料費から早めに見直してみる
内装で高く費用がかかってしまう建材材とは?
(設備類は除きます)
例えば床材が考えられます。
設計会社や建築会社が提案してきた商品を一度確認してみましょう。
・メーカーや商品名
・坪単価や㎡単価(工事費込みなのか材料費のみなのか)
・商品の特徴など
上記を調べ上げたら、本当にこの商品は自分のニーズに合っているのかを考えます。
ニーズが合っているのであれば、他メーカーが販売している商品で、安くて同等のものがないかをネット等で調べます。
もう少しスペックが低くてもいいと判断するのであれば、同じメーカー内で安いものを探したり、他のメーカーで単価が安いものを探しましょう。
時間の許す限り、ショールームへ行ったり、サンプルを取り寄せて実物を必ず確認します。
そして採用したいと思った商品のメーカー名と品番を見積を提出した設計会社や建築会社へ伝えます。
この時に注意したいのが、会社によっては取引上、取り寄せが出来ないメーカーや商品があるので、採用したいと思っている商品は、1つだけではなく、2~3つを提示しましょう。
そして再見積を依頼して、価格が安くなったかどうか確認しましょう。
時間や動力がかかることですが、根気よく行っていきましょう。
自分で取り寄せることを考える(施主支給)
もっと予算を抑える方法の一つとして、「施主支給」という方法があります。
自分で商品や材料を購入して現場へ送り、工事は業者にお願いをするというスタイルです。
例えば床材の場合、大手メーカーの床材は直接購入したほうが割引率がいい場合があります。
その理由は、商品にも見積を提示した設計会社や建築会社の利益が乗っているからです。(少なくとも商品の定価の1割以上は乗せています)
もっと安価にするならば、大手メーカーにはこだわらずにネットショップで探してみるというのも1つの方法です。その場合は、ショールームが無いことが多いので必ずサンプルを取り寄せて現物を確認しましょう。
また「施主支給」するにはリスクがあってやめたほうがいい場合があります。
それは工事が複雑な場合で、電気工事や給水排水工事を伴う場合です。
例えば、システムキッチンや洗面台を商品のみ購入して現地へ送り、業者は取付のみを行ったとします。
後に排水の水漏れがあった場合、この水漏れが商品の精度に問題があったのか、排水工事の施工精度に問題があったのかが原因不明になってしまいます。
そのような理由で、「施主支給」の場合は、アフターの保証が出来ないということを施工会社から伝えられますので、そのリスクを負いたくない場合はやめておきましょう。
あくまでもクロス工事や床材工事などの簡単に施工できる商品や材料を「施主支給」にしておくことをおすすめします。
自分で取付けしたり施工することを考える(Do It Yourself)
もう一歩進んだ考えをすると、自分で商品を注文して自分で取付をしてみるということです。
いわゆる「DIY」(Do It Yourself 自分でやる)ということです。出来ることは自分でやりましょうという考え方になります。
もはや今となっては、趣味の一つとして楽しむ人も増えてきましたね。
手軽にできることからやってみましょう。
例えば壁面に設置するアイテムから始めるといいかもしれません。
壁面設置の場合は、必ず事前に壁下地だけは工事業者(大工工事)に依頼しておきましょう。
依頼する際には、きちんと位置や寸法の指定をしてくださいね。
*例:高さは床から〇〇センチ、左の壁から〇〇センチ など・・・
簡単な壁面の絵(図面)で指示すると、もっと相手に伝わりやすい
・タオル掛け
・トイレのペーパーフォルダー
・手すり類
・収納棚
・カーテンレール
もうひとつ追加するならば、カーテンも必要サイズを自分で採寸して、店頭やショップで業者に依頼できると、更に費用がおさえられます。
採寸方法は、ネットで調べてみると沢山出てきますので自分で調べてみましょう。
まとめ
今回は、節約インテリアの中でも材料や商品の節約方法についてお伝えしました。
・高額な材料からの早めの見直し
・自分で取り寄せ(施主支給)
・自分で取付&施工(Do It Yourself)
何より大事な考え方としては、材料や商品の中で、何が高くなってしまっているのかに気づき、それに対して他のものを比較したりして調べてみるという根気強さ、自分でとにかくやってみようという行動力を持つことなのではないかと思います。
そうすることで、色々な経験で勉強になることが身につくので、少しづつでもやってみましょう!!