こんにちは、エイコです。
今回は、介護保険サービスの申請で実際私が行ってきた内容をお伝えします。
お伝えしたかった理由は、ただひとつ。
介護保険のサイトなどの情報がたくさんあるにもかかわらず、実際、申請しなければならない時に、どうやって始めればいいのか、わかりにくいからです。
私の母の場合も、情報は先に取り入れていたのですが、実際は色々人に聞いたりもして進めて行きました。
初めての介護保険サービス申請
介護保険のサービスを受けるには、「要介護認定」の手続きをしなければなりません。
まずは、区役所の「介護・高齢者支援課」へ相談しました。
すると、ここでは申請の手続きは出来ないと言われ、
母親の住所の管轄の「地域包括支援センター」で申請可能と教えてくれました。
そこへ電話をすると、まずは母親の身体の状態を詳しく説明をします。
そして申請が終わると、母親の状態を確認するための
「訪問調査」を行います。
先方からのアポの電話を待つのですが、その時は、1週間以上は待った記憶があります。
要介護認定のための訪問調査
母一人では、対応できないので、私の都合に合わせてアポを取ります。
訪問調査当日は、区役所から委託された方が、調査員として家にきました。
認定するための調査項目が決まっています。
- 身体機能・起居機能
- 生活機能
- 認知機能
- 精神・行動障害
- 社会性への機能
例えば、身体機能・起居機能の質問内容は、
- 麻痺が有るのか無いのか
- 関節等の動きの制限は有るのか
- 寝返りができるか、起き上がれるか
- 座っていられるか、立つことができるか
- 視力や聴力の確認 など
所要時間は、20分位で済みました。
ここで1点、気をつけてほしい事があります。
この要介護認定の訪問調査で、誤った回答を言ってしまう親御さんがいらっしゃるかと思います。
何故でしょうか。
それは、親としての見栄やプライドがあるからです。
普段出来ていない事を出来ると言ったり、わからない事をわかると答えて、見栄を張ってしまうのです。
私の母親の場合は、そもそも何故、訪問調査で質問を受けているのかが、あまりよく理解していなかったので、なおさらでした。(私に任せっきりです・・)
そうすると、適切な認定結果が出ないし、適切な介護保険サービスも受けることができません。
この「訪問調査」は、介護を受ける人(親御さん)のみでも行うことは可能ですが、なるべく普段一緒にいる人が、同席してもらうことをおすすめします。
介護保険サービスを受けるまで
無事に訪問調査が終わると、あとは要介護度の決定結果を待つことになります。
その間に、かかりつけの医者からの意見書(主治医意見書)も提出されることになり、
「訪問調査」「主治医意見書」の2つの内容で要介護度が決定されます。
そして一ヶ月程待つと、区役所から通知が封筒で届きました。
「介護保険 要介護認定・要介護認定等結果通知書」
私の母は、「要支援2」でした。(当時の話です)
「要支援2」は、立ち上がりで何らかの支えが必要な場合など、社会的支援を要する状態ということでした。
そして早速、地域包括支援センターへ連絡すると、ケアーマネージャーさんを紹介していただきました。
ケアマネージャーと打ち合せをして、介護予防ケアプランが作成されます。
私の母は、週2回のデイサービスへ行っていました。
最初は嫌がっていましたが、慣れてくると、昼ご飯や体操などの話をしてくれるようになり、生活のメリハリが出て良かったと思います。
何度も申請しましょう
これ実は大切な事です。
身体の状態というのは、ずっと一定ではなく、悪化してしまうと認定された要介護度が合わなくなっていきます。
このことに気づくことが、とても重要になります。
なぜなら誰も言ってくれないからです。
普段一緒にいる人が、早めに気づいて積極的に申請するようにしましょう。
それが、介護がうまくいくコツです!