こんにちは。インテリアコーディネーターのエイコです。
私が住んでいる東京では新型コロナウイルス感染防止のための緊急事態宣言がいまだに続いています。
そのおかげか、最近は感染者数がだいぶ減少してきている様子です。
それでもまだ施設にいる母親との面会は、この宣言が出てからパソコンでのオンライン面会が続いています。
週1回のペースでオンラインで会っていますが、やはり直接対面で会う方が意思疎通がしやすいと感じます。しかし今はそうは言ってられないのが、現状ですね。
そこで今回は、母親とのオンライン面会を何度もしてみた結果、気づいた点をお伝えします。
これをご覧頂くことによって、少しでもオンライン面会をよりスムーズに行えるヒントになればと思っております。
口周りの動きを大きくゆっくりと話す
オンライン面会を開始した当初、いつものように話してみたのですが、いくら話しても思うように会話ができませんでした。
そこで色々試行錯誤し、口を大きく開けながらゆっくりと話してみると、ようやく話している内容が伝わるようになったのです。
一つ一つの言葉をゆっくりと大きく丁寧に話すので、かなり時間と労力がかかりますが、そこは根気良く続けます。
話しかけて反応がない時も、繰り返し根気よく同じ言葉をかけ続けます。
そして最後に、「わかった? わかった?」と話しかけて確認しています。
いつもこのような感じに進めていますね。
写真やアイテムを用意する
パソコン越しで会うと、会話が続きずらかったり、途切れたりしてしまうことがあります。
その時は、話すだけではなく、色々なものを見せて楽しませることがいいですね。
例えば、写真。
一緒に行った旅行の写真や家族の写真をパソコンのカメラのところに近づけて大きく見せています。
そうすると、母親はとても喜んでくれました。
また、クリスマスの時は、サンタの帽子をかぶったり、雪だるまの指人形で話しかけたり、またお正月の時は、鏡もちを見せたり年賀状を見せたりして、場を盛り上げました。
このように季節のイベントを一緒に楽しんで過ごすのも良いかと思います。
季節を感じたり、日時をきちんと把握することも大事なのではと思いますね。
表情豊かに、そして笑顔で
パソコン越しに会話をしていると、言葉自体に集中して大声を出してしまい、ついつい表情が硬くなってしまうことがあります。
そうなると、伝わるものも伝わりづらくなってしまい、言い合いになってしまうことがありました。
そういう時には、意図的に口角をあげて笑顔で話すようにしています。
そして視線も大事です。
パソコンの場合、通常カメラの位置は、画面フレームの上枠に付いているので、そこに目線を向けて笑顔で話しています。
話を続けていると、ついつい画面の真ん中を見てしまうので、視線を上に向けるようにいつも気をつけていますね。
そして最後、オンライン会話を終了する時には、毎回、画面に向かって大きく手を振り、
「また来週話そうね。」
と身振り手振りを大きく動かして笑顔で終わります。
まとめ
今回は、親とのオンライン面会についてお話しました。
上手く楽しく会話するコツは、
- 大きい声でゆっくりと話す。
- 思い出の写真を見せて、思い出を共有する
- グッズを使って、季節のイベントを楽しむ
- 表情豊かに、笑顔で話す
- 視線は、カメラ目線で
- 身振り手振りを大きく
皆さんは、どのように工夫されているでしょうか。
とにかく一日でも早く、コロナが収まって、直接会える日が来ると願うばかりですね。