KAIGO BLOG
〜いつも笑顔で〜
介護施設

高齢者住宅から介護施設〜母の場合

こんにちは、エイコです。

超高齢社会で長い老後を過ごすのに、いつまでも健康で安全に過ごせる家がいいですよね。

今回は、体が弱くなった一人暮らしの母が、家から現在の介護施設に入所するまでの過程を順番に書いてみました。

皆さんの今後の施設探しの参考になればと思います。

木造一戸建て

30 100㎡ 木造2階建て

母の体が弱くなりました。

  • 階段が登れない(2階を使わない)
  • 雨戸が重くて閉められない
  • 小さな段差につまづく(敷居など)
  • 片付けや掃除がきちんとできない
  • 料理をだんだんしなくなる
  • 部屋の温度差が大きいことで体調を崩す
  • 一人で病院へ行けない(病気や怪我の説明ができない)など

このまま一戸建てに住むのは難しいと判断し、賃貸マンションへ引っ越しました。

賃貸マンション

私の家の近所のマンション

30㎡ LDと和室 エレベーター付

家賃 月10万程度

要支援2 訪問介護とデイサービス利用

  • 食事は宅配弁当やスーパーの惣菜
  • 掃除は、私やヘルパーさん
  • 買い物はシルバーカーを使用(私と一緒)
  • デイサービスのお風呂を利用
  • 新聞を読まなくなる
  • 文字を書かなくなる

順調でしたが、途中片方の足首が腫れて歩けなくなりました。

原因は不明・・

しかし精密検査で心筋梗塞が判明し、即手術&入院となりました。

そして入院するとますます弱くなり、賃貸マンションでの一人暮らしは難しいと判断しました。

サービス付き高齢者住宅

退院後は少しづつ歩くことができました。

18㎡ 個室 家賃 &介護サービスで月25万程度

要介護2 訪問介護とデイサービス利用

見守りと食事提供のある、サービス付き高齢者住宅へ入所

それでも問題が色々出てきました。

  • 昼夜逆転
  • フラットな床でも転ぶ
  • 薬の管理ができない(私が管理)
  • 人とあまり話さなくなる(声が出にくい)
  • お風呂を嫌がる

そしてある日、トイレでひっくり返って倒れていたところを私が発見!!

頭の打撲や脳の異常のことを考え、病院へ連れて行きくとそのまま入院しました。

入院の間、さらに母の脚が弱くなり、トイレも要介助となり、サービス付き高齢者住宅での生活は難しいと判断しました。

介護付有料老人ホーム

退院すると介護付有料老人ホームへ入所

民間会社の施設のため高額  35万程度

要介護4

  • ベッドからギリ一人で起きることが出来る
  • 車椅子移動
  • トイレは介助が必要(介護用パンツ、おむつ)
  • スプーンを使用しての食事
  • 昼夜逆転は、施設の規則的なスケジュールで解消
  • 時間や曜日や日付の把握が少し難しい

入所から3ケ月ほど経つと、申し込みしておいた特別養護老人ホームより連絡が来て、入所可能とのこと。

費用が安いので即回答して移ることにしました。

特別養護老人ホーム

私の家の近くの特養へ入所

2人部屋 介護サービス込みで月13万程度

要介護4

母の状況は、有料老人ホームの時とほとんど変化はなし

部屋が個室でないため、母は落ち着かないと感じていますが、施設の方と毎日話しているので、少し元気になってきています。

20203月現在)

まとめ

いかがだったでしょうか。

これまでどのように母の家や施設を変えていったかを述べてみました。

一つ言えることは、常に親の体の変化や状況を把握し、親の立場になって施設を選ぶことが大切です。

私はいつも母の状況を見て、この環境なら不便なく母が暮らせるなあと考えながら施設を選んできました。

施設を選ぶことは本当に大変なことだと思います。

その際に参考になる分かりやすいサイトがありましたのでご紹介しておきますね。

介護施設検索サイト 「LIFULL介護」より↓

https://kaigo.homes.co.jp/manual/facilities_comment/list/